BTKからの新たなメッセージ?

Andy2005-01-26

 BTK事件に新たな展開が。1/25にBTKを名乗る男が地元TV局にメッセージを送り、包みを発見させたとのこと。
 BTKからのメッセージが本物なのか、包みの中に何が入っていたのか、現時点では明らかにされていないようだが…。
BTKからメッセージを送りつけられた地元TV局KAKEによる記事
 http://www.kake.com/news/headlines/1365216.html
 訳してみました。

BTK再び現る:KAKEへのメッセージ
 1月25日、ミステリアスなメッセージがKAKE TVに送られてきた。そのメッセージはBTKが送った可能性がある。
 そのポストカードは、火曜日にKAKE TVのニュース・ルームに届けられた。差出人住所はS. Killett 803 N. Edgemoorとなっており、これはOtero一家(※BTKの最初の犠牲者)の住所であることが判明した。
 ポストカードには「通信 #8」をどこで見つけることができるかについて詳しく書かれていた。
 我々はPost Toastiesのシリアルの箱を探し、まもなくSedgwick郡のいなか道の標識にたてかけてある箱を発見した。表面にはBTKの文字が見えた。
 その箱の筆跡は、12月にMurdock公園で発見された包みに書いてあった文字と似ていた。(その筆跡はこれまで公表されていない)
 捜査官が呼ばれた。刑事の一人はKAKE newsに届いたポストカードを入手し、他の捜査官たちは現場に到着した。まもなくウィチタ警察のヘリコプターが上空から写真を撮り、鑑識捜査員は箱の周辺になにか証拠が残っていないかを探した。
 ポストカードには「通信 #8」に関する言及があった。これまで6つの「通信」があったことがわかっている。ポストカードを書いた人物は「通信 #7」を発見したかどうか訊ね、その詳細について記していた。警察は詳細を公表しないことを求めており、自らもパッケージについてそれ以上コメントするつもりはないと言っている。

Wichita Eagle紙の記事
 http://www.kansas.com/mld/kansas/news/local/10735801.htm
 こちらも訳してみました。↓

BTKからの新たなメッセージ?
 ローカルTV局と警察は、市北部の田舎道の脇に置かれた「通信 #8」と題された包みに誘い込まれた。
 新たなBTK関連の包みが火曜日に姿を現した。ウィチタのTV局に送りつけられたポストカードに導かれ、TV局と警察は、Valley Center近くの道路標識に立て掛けられた不審なシリアルの箱にたどりついたのだ。
 ウィチタ警察は、その箱が本当に連続殺人鬼BTK(彼は1974年から1986年の間に少なくとも8人を殺している)から届いたものかどうかについて、コメントを差し控えている。昨年3月に本紙宛に手紙が届いて以来、数個の包みが届けられたり発見されたりしており、FBIはそのいくつかについて本物であると断定している。
 69号線と77号線に挟まれた地区の北に位置するSenecaの、ほこりっぽいカーブにある道路標識に、Post Toastiesの箱がたてかけてあるのをKAKE-TVのスタッフが発見した。箱はレンガで重しをされ、中からクレープ・ペーパーのが出ていたとのことだ。”Toasties"のTの文字の上と下には、BとKの文字が書かれていた。
 KAKEのニュース・ディレクターであるGlen Hornは、TV局の誰も箱の中を見ていないと言う。
「箱に触りもしませんでした。写真は撮りましたが、それだけです。」
 届いたポストカードはどこか謎めいていたとHornは言う。差出人住所欄には"S Killett, 803 N. Edgemoor”の文字があった。BTKの最初の4人の犠牲者の住所である。
 また、シリアルの箱については「通信 #8」という表現で言及していた。
「日付は1月17日の週となっていました。」
 箱の中に何が入っているかについても説明してあったとHornは言うが、その内容については警察に口止めされているという。
 カードの最後にはこうあった。
「あんたたちかウィチタ警察がこれを受け取ったら知らせてくれ。1月8日の『通信 #7』を受け取ったかどうかについてもだ。」
 局スタッフは「通信 #7」があるとされた場所にも行ってみたが、何も発見できなかった。
 もしこれまで送られてきたパッケージがすべて本物だとすると、12月14日にMurdock公園で発見された、犠牲者の運転免許証が入った包みは、6番目のものということになる。
 今回包みが発見された場所のそばに一家で住むCindy Taylorは、ウィチタ連続殺人鬼がこの地区に証拠を残したことは今までにないことであると言う。
「とてもショックです。ここにあったなんて。」
 パッケージが発見された場所はへんぴな地域で、道の両脇にはどぶや水はけの悪い土地があり、一番近い人家から半マイルも離れている。雨が降ると水浸しになるので、多くの人はこの道を避ける。密猟者が鹿の死体を捨てていくこともある。ただし、Valley Center近くの高校に通う学生たちはしばしばここを通る。電車のホーンの響きや車の騒音がそれほど遠くないところから聞こえてくる。
 Taylorと彼女の18歳の娘Hollyが、火曜の夜、標識のそばに駐車したときにはマスコミが集まっており、警官が車の窓越しに「最近この道路に駐車している車を見ませんでしたか」と質問してきたという。
「いいえ」とTaylorは答えた。近隣住民は何もあやしげなものに気づかなかったのだ。

 最新のBTK関連ニュースはここ↓で確認できる。
 http://news.google.com/news?hl=en&ned=us&q=btk&btnG=Search+News
 すっかりBTK事件追跡サイトになってるな…。