連続殺人鬼再び。
この間、PCをいじっている最中にTVニュースを流し聞きしていたら、アメリカの連続殺人事件の犯人がなんたらかんたら、というトピックが突然流れてきた。よく内容がつかめないままあっという間にニュースは終了。
「BTK」という言葉だけ聞き取れたので、ネットで調べてみた。ところが日本語サイトでは有用な情報が入手できなくて…。というわけで、以下すべて英語サイトです。あしからず。
【事件の概要】
http://en.wikipedia.org/wiki/BTK_killer
フリー百科事典「Wikipedia」より。事件の概要がシンプルにまとめられているので訳してみました。↓
BTK Killerは、1974年から1977年の間に7人を殺した連続殺人犯である。その呼び名は犯人自身がつけたもので、彼の殺人流儀「Bind,Torture,Kill」(拘束し、拷問をしてから殺す)からきているという。彼は当時、カンサス州ウィチタの地方ニュース局に自身の犯罪を自慢する手紙を何通も送りつけた。
その手紙に書かれていたことが事実ならば、彼は1939年生まれで、幼少期を鉄道線路のそばで過ごし、列車に魅了されていたという。父親は第二次世界大戦で戦死し、母親に育てられたとのことだ。
彼の犠牲者となった人々は、Joseph Oteroとその妻Julie、息子joseph II、娘Josephineの一家4人、Kathryn Bright、Shirley Vian、そしてNancy Foxである。
事件後、Otero家の現場から発見された精液は、過去の犯罪との関連を明らかにする重要な証拠になるものと考えられた。
2004年3月、彼は再びニュース・ヘッドラインを飾った。Wichita Eagle紙に、Bill Thomas Killmanという名前で、Vicki Wegerleの殺害(1986年9月16日)を新たに告白する手紙を送ってきたのだ。その手紙には殺害現場の写真と被害者の運転免許証(事件の際に盗まれたもの)のコピーが同封されていた。
連続殺人鬼が2004年になって再び姿を現したのは、1974年におこなわれた最初の殺人の30周年を記念するためなのだと多くの人は信じている。専門家はその間、彼が刑務所に収監されていた可能性もあると推測している。
2004年12月、ウィチタ警察はBTK Killerからまたひとつ荷物を受け取った。今回、その包みはウィチタのMurdock公園に捨てられていた。その中には事件現場から盗まれたNancy Foxの運転免許証が入っていたと報道されているが、その他になにが入っていたかについては今のところ明らかにされていない。
なるほど。30年前の未解決連続殺人の犯人が最近になって姿を現してきたと。それで注目を集めているのか。
【関連サイト】
▼BTK Strangler (Kansas.com)
http://www.kansas.com/mld/kansas/news/special_packages/btk/
Wikipediaの記事にも出てきたWichita Eagle紙による特集サイト。被害者の写真や殺害状況、事件の経過、周辺地図など基本的な情報や犯人の声の音声ファイル、最新ニュース等が掲載されている。
▼Catch BTK.com
http://www.catchbtk.com/
情報共有をすることで、BTKの正体を明らかにし、捕まえようという趣旨のサイト。各種情報の他、BBSやCHATルームがある。
▼Bind Torture Kill Strangler (The Crime Library)
http://www.crimelibrary.com/serial_killers/unsolved/btk/index_1.html
犯罪専門サイトのコンテンツ。事件の経過を詳細に記述。
▼Google News(U.S版)における"BTK"検索結果
http://news.google.com/news?hl=en&ned=us&q=btk&btnG=Search+News
最新ニュースはここで確認できる。
【参考サイト】
この事件の情報を調べる中で発見したサイト2つ。
▼The Crime Library
http://www.crimelibrary.com/index.html
有名事件・犯罪を集めたサイト。「連続殺人鬼」「著名殺人事件」「ギャングとアウトロー」「テロリストとスパイ、暗殺者」などのカテゴリーに分類されている。「Court TV」という裁判中継TV局の関連サイトのようだ。
▼crimeZZZ.net
http://www.serial-killer.org/
連続殺人鬼に的を絞った個人サイト。シリアルキラーのニックネーム一覧とか、犠牲者のデータベースとか。
ウェブマスターはドイツ人女性らしく、一部独語テキストだったりします…(読めん。)
『iPod』ファンが自主制作したCM、ウェブで話題に(WIRED NEWS)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20041216201.html
そのCMはここ↓で見られます。(要QuickTime)
http://www.wired.com/news/mediaplayer/0,2108,65996-mplay=choose,00.html
確かによくできてる。でもちょっとセンス良すぎかも。それはそうと最近iPod欲しくて仕方ないんだけど…。
死刑囚の最後の食事 (ネタ元:Weekly Teinou 蜂 Woman)
http://www.privatehand.com/flash/request.html
テキサス州刑務所に収監されていた死刑囚たちの最後の食事を題材にしたフラッシュ。バックに流れるジョン・フェイヒイの音楽がハマりすぎ。
スコット・ピーターソンの死刑判決
http://d.hatena.ne.jp/shino-tohoho/20041214
「アメリカで、とほほ…日記」より。
スコット・ピーターソンは、愛人と一緒になるために妊娠中の妻を殺害したとの容疑をかけられていた肥料会社セールスマン。
非常に古典的な図式の事件だと思うのだが、アメリカではなぜか大々的に報道されてきたらしい。そして、本人が一貫して容疑を否認してきたにも関わらず、つい先日、死刑判決が下された。ちょっと興味を持ったので関係記事をクリッピングしてみた。
▼妊娠中の妻殺害で夫に死刑の評決(CNN.co.jp)(2004/12/14)
http://cnn.co.jp/usa/CNN200412140005.html
▼ピータソン裁判(シリコンバレー地方版)
http://www.kosa-ca.com/cgi-bin/mt/archives/cat1/cat6/index.html
▼妻殺しを、疑われないために(アメリカ三面記事便り)(2003/02/11)
http://www.mochida.net/shino/sanmen/sanmen28.html
▼妻殺し疑惑、長引かせたいのは誰?(同上)(2003/05/05)
http://www.mochida.net/shino/sanmen/sanmen37.html
▼ソープオペラ化するLaci Peterson(レーシー・ピータソン)失踪殺人事件(2003/05/13)
http://www.jamjapan.com/jp/columns/i_media/lawsuit.html
▼話題の人:スコット・ピーターソン(SoCal Cul-de-sac)(2004/11/14)
http://www.doblog.com/weblog/myblog/2884/677661#677661
▼妊婦殺人事件(ABC振興会)(2003/04/21)
http://abcdane.net/archives/000346.html
▼スコット・ピーターソンに有罪判決。アメリカで最も注目を集めた裁判(コブログ)(2004/11/15)
http://blog.livedoor.jp/coblog_0123/archives/9350769.html
▼スコット・ピーターソン死刑(同上)(2004/12/14)
http://blog.livedoor.jp/coblog_0123/archives/10755465.html
▼スコットピーターソン事件に思う(MTWEB)(2004/11/03)
http://eiyou.net/mtweb/archives/2004/11/03/190843.php
▼スコット・ピーターソン事件(最強コンビ!!!)(2004/12/15)
http://blog.goo.ne.jp/kaotan_rika/e/ac40fc0bafe71f747d35840ad97a2936
そういやかつて日本でも似た事件がありましたね。ワイドショーががんがん報道してた事件。こっちは結局自供したけど。
▼つくば母子殺人事件(無限回廊)
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/tukuba.htm
人気の”健康油”の意外な弱点(毎日放送VOICE)
http://mbs.jp/voice/special/200412/1209_1.html
「脂肪の付きにくい油」は普通の食用油より発火しやすいのだそうです。しかも少量で使うとさらに危険、と。
メーカーさん、そういうことはちゃんと教えてくれないと。